卓球のルールを初心者向けにやさしく解説。サークル参加前に知っておきたいこと

「卓球のルールを知らないから、サークルに参加しづらい」と感じていませんか。
卓球の競技規則は細かく見れば多くありますが、初めて練習に参加するために全部覚える必要はありません。この記事では、得点、サーブ、返球、ネット、ダブルスなど、サークル参加前に知っておくと安心な基本を整理します。
まずは、相手のコートへ返すこと、11点制の得点、サーブの順番、ダブルスの打つ順番だけ分かれば十分です。練習中に分からなくなったら、「今の点数はどちらですか」「次は誰のサーブですか」と確認できます。
卓球の基本的な流れ
卓球はサーブから始まり、相手のコートへ交互に返球します。サーブでは、自分のコートに一度、相手のコートに一度バウンドさせます。サーブの後は、相手の打球が自分のコートにバウンドした後、相手コートへ返します。
相手コートへ返せなかった場合や、ボールが台に入らなかった場合は、相手に1点が入ります。サークルの練習では、正式な試合の前にラリーだけを続けたり、サーブを交互に打ったりすることもあります。
公式ルールの確認には、公益財団法人日本卓球協会の基本ルールも参照してください。ここでは、初参加者が練習で困らない範囲に絞って説明します。
得点の数え方
1ゲームは基本11点制
卓球は、先に11点を取った側が1ゲームを取ります。相手のミスで自分に点が入ることもあれば、自分のサーブや返球が入らず相手の点になることもあります。
10対10になったら2点差まで
10対10になった場合は、先に2点差をつけた側がゲームを取ります。11対10では終わらず、12対10、13対11のように2点差がつくまで続きます。
サーブは通常2本交替
公式ルールでは、通常は2本ごとにサーブを交替します。10対10以降は1本ごとの交替です。練習では、参加者が分かりやすいように交替方法を簡略化することもあるため、始める前に確認しましょう。
サーブの基本
サーブは、自分のコートに一度バウンドさせてから、相手のコートへ入れます。最初は回転をかけたり、速いサーブを打ったりする必要はありません。相手のコートに入ることを目標にします。
サーブがネットに当たって相手コートへ入った場合は、公式ルールではレットとしてやり直します。ただし、練習中の扱いは相手や主催者に確認してください。ネットに当たって入ったから自分の失点、と決めつける必要はありません。
ネット、エッジ、サイドの違い
| 場面 | 基本的な扱い | 初心者が覚えること |
|---|---|---|
| ラリー中のネットイン | ネットに触れて相手コートへ入れば有効 | そのままラリーを続ける |
| サーブのネットイン | レットとしてやり直す | 相手に確認して再サーブ |
| エッジ | 台の角・ふちに当たれば有効 | ボールの軌道が変わっても続行 |
| サイド | 台の側面に当たった場合は失点 | 台の上面に入ったかを確認 |
エッジは台の上面の端、サイドは台の側面です。見分けに迷ったときは、相手と確認してから次のポイントへ進めば大丈夫です。
ラリー中にやってはいけないこと
ラリー中に、ラケットを持っていない方の手を台につくと失点になります。また、ネットや支柱に体やラケットが触れることもミスになります。ボールを追うときに台へ手をついてしまわないよう、無理な姿勢になったら一度ラリーを止めましょう。
台に体が少し触れただけで必ず失点というわけではありません。フリーハンド、ネットや支柱への接触、台を動かしてしまったかどうかで扱いが変わります。練習中は厳密な判定より、参加者同士で確認して気持ちよく続けることが大切です。
シングルスとダブルスの違い
シングルスは1対1
シングルスでは、相手の打球を自分が返し、次に相手が返します。自分のコートに一度バウンドしたボールを、相手のコートへ返せばラリーが続きます。
ダブルスはペア内でも交互に打つ
ダブルスでは、4人が決められた順番で打ちます。たとえばA・B対X・Yなら、A、X、B、Yの順で打ち、次のラリーもこの順番を繰り返します。自分が続けて2球打つことはできません。
ダブルスのサーブは、右半面から相手の右半面へ入れる決まりがあります。サーブを出す人とレシーブする人、次に打つ人を始める前に確認しましょう。分からないときは「ダブルスが初めてなので、順番を教えてください」と伝えれば大丈夫です。
サークルの練習では、ルールを簡略化することもある
サークルは公式戦ではないため、練習の目的によってルールを変える場合があります。たとえば、サーブ練習だけを繰り返す、点数をつけずにラリーを続ける、初心者はサーブを入れやすい方法から始める、といった進め方です。
これは競技規則を無視しているという意味ではなく、参加者が打つ時間を増やすための練習方法です。ゲームを始める前に、「今日は何点までですか」「サーブは2本交替ですか」「練習用のルールで進めますか」と確認すれば、相手と認識を合わせられます。
ルールが分からなくなったときの言い方
- 「今の点数はどちらですか?」
- 「次は誰のサーブですか?」
- 「今のボールはエッジですか、サイドですか?」
- 「ダブルスの打つ順番をもう一度教えてください」
- 「初心者なので、ゆっくり確認しながらお願いします」
質問でラリーが一度止まっても、ルールを確認してから再開すれば問題ありません。分からないまま進めて点数や順番が崩れるより、その場で聞く方がスムーズです。
ゲームを始める前に確認する1分間
初心者がゲームで戸惑いやすいのは、技術よりも開始前の確認が足りないときです。ラケットを構える前に、次の4つを確認しておくとスムーズです。
- 11点までか、別の点数で進めるか
- サーブは何本ごとに交替するか
- ダブルスなら、サーブと打球の順番はどうするか
- ネットインやエッジをどう扱うか
「公式ルールでお願いします」と決める必要はありません。練習の目的に合わせて、参加者全員が分かる方法で始めれば大丈夫です。最初の1分を確認に使うだけで、途中で点数が分からなくなる場面を減らせます。
初心者が間違えやすい5つのポイント
- サーブを自分のコートにバウンドさせず、直接相手へ入れてしまう
- 10対10でも11点で終わりだと思ってしまう
- ダブルスで同じ人が続けて打ってしまう
- エッジとサイドを同じ扱いにしてしまう
- 分からないのに、相手に合わせようとして黙ってしまう
どれも初参加で起こりやすいことです。ルールを間違えないことより、間違えたときに確認して次の1球から再開できることの方が、練習では大切です。
ROOTに参加する前に覚えておけばよいこと
ROOTは京都市下京区の卓球センター優で、毎週土曜17時から19時に活動する卓球サークルです。初心者、一人参加、ブランクのある方も参加できます。
参加前は、次の5つだけ確認すれば十分です。
- 相手のコートへ返球する
- 基本は11点制で、10対10以降は2点差
- 通常のサーブは2本交替
- ダブルスは決められた順番で交互に打つ
- 分からなければ相手や主催者へ聞く
会場、持ち物、見学・体験の流れは京都で卓球サークルの見学・体験をするには?で確認できます。ルールを覚えてから参加するのではなく、確認しながら始めても大丈夫です。
よくある質問
11点制を覚えていれば参加できますか?
初心者がサークルへ参加する目的なら、得点の数え方とサーブの基本を知っていれば十分です。細かなケースは、その場で確認できます。
サーブが入らなかったら迷惑ですか?
最初から安定してサーブを入れられる人ばかりではありません。相手に「サーブを確認しながらお願いします」と伝え、入れやすい打ち方から練習しましょう。
ネットに当たったら、いつも失点ですか?
ラリー中にネットへ当たって相手コートへ入れば有効です。サーブの場合はレットとしてやり直すのが基本ですが、練習中の扱いは相手に確認してください。
ルールを間違えたら参加を断られますか?
初心者歓迎のサークルなら、ルールを確認しながら進めることは珍しくありません。大切なのは、分からないままにせず、点数や順番を確認することです。
ルールを覚えてからではなく、参加しながら卓球を始めませんか?
ROOTでは、初心者やブランクのある方も参加できます。見学・体験の流れを確認して、分からないことは公式LINEでご相談ください。
